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現職候補の選挙戦略・その3(ライバル落とし)

          ★新人でも市長に当選するための戦略・戦術

日本の選挙では、「現職市長と新人候補の一騎打ち」の場合、一般論ですが、下記のような通説があります。

・投票率が高くなるにつれて新人候補が当選する確率が高くなる。

・現職市長より新人候補が若ければ若いほど新人候補が当選する確率が高くなる。

・現職市長に目立つ失政が有ると、そこを攻めた新人候補が当選する確率が高くなる。


つまり、「現職市長と新人候補の一騎打ち」選挙の場合は、基本的には「新人が当選する事例」のほうが多いのです。だから現職市長は「再選の選挙が無投票になることを願う」のです。

この事実を意外に思われる方が多いと思います。

なぜなら、日本では、再選、3選される現職市長が極めて多いからです。

しかし、現職市長が当選する選挙の殆どは「対立候補が2人以上いる」場合なのです。

新人候補は当然、「現職市長の失政を批判する戦術」で選挙を戦います。

市長の対立候補が2人なら、市長への批判票は二分されてしまいます。対立候補の得票総数が現職市長の得票数を上回れば、「市長批判票が過半数を超える」ことになるのですが、選挙の当選者は現職市長なのです。

市長の対立候補が3人出れば、市長批判票は三分されてしまいます。

つまり、対立候補が増えるにつれて、現職市長が当選する確率が高くなるのです。

そこで、現職市長やその選対幹部は、対立候補の数を非常に気にするのです。

もし、非常に強力な対立候補が出馬することが確実になり、それが「現職との一騎打ち」になるかもしれないことが予想された場合、狡猾な陣営であれば、「対立候補への対立候補を立候補させる」という「やや危険な戦術」を採用することも充分に有り得るのです。

つまり、現職市長の再選が危ぶまれるような強力な対立候補Aの出馬が予想された場合、そのA候補よりも若いBを立候補させ、A候補に投じられる票をできるだけB候補に奪わせるのです。

そのB候補だけでは不安な場合は、さらにC候補を担ぎ出す戦術も有り得るのです。

    現職市長 + 強力なライバルA候補 + B候補 + C候補

もちろん、後々の「秘密保持」のために、「現職市長の戦術」として立候補するB候補やC候補は、「自分が現職市長陣営に利用されていること」に気づかない場合も有るのです。

現職市長に挑む新人候補は、日本の選挙では「そのような奇策の戦術」も有り得るのだということを認識したうえで、「それでも現職に勝つための戦略」を立てなければならないのです。

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テーマ : 政治・地方自治・選挙
ジャンル : 政治・経済

tag : 市長選 対立候補 奇策

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プロフィール

小久保 達

Author:小久保 達
こくぼ さとし
埼玉県飯能市在住(27年目) 住居は飯能河原に面した市立図書館隣のマンション。屋上で花・野菜・果樹を栽培。教員の妻、大学生の姪と三人暮らし。

1949年4月24日生まれ・B型
東京都板橋区板橋出身
私立落合幼稚園(板橋)
板橋区立板橋第二小学校
板橋区立板橋第一中学校
東京都立北園高校(板橋)
明治大学文学部中退

中学でも高校でも生徒会長だったが両方とも対立候補がいないから立候補しただけ。中学校では生徒会担当の先生から「お前が立候補しろ!」と指示され、高校では柔道部の部長から「部の予算を増やして来い!」と命令されたから。

つまり「目立ちたがり屋」ではあるが「他人と競ってまで目立とう!」とは思わないタイプ。逆に「他人と競わないほうが結局は得だ!」という考え。この生き方は今もあまり変わらない。

だから地元の飯能市では「市長」ではなく「観光協会会長」を狙っている。市民会館と図書館の運営受託にも興味を懐いている。

建材調査会社を経て25才で脱サラしたが1年も続かずに挫折
親の財産まで喰い潰した自分の愚かさに絶望して自殺を試みるも死にきれず「喰うために」ヤケッパチで就職した会社が極めてまともな社員研修会社だったのが「人生の大幸運!」

その会社での体験や見聞から<起業家の本当の成功要因と失敗要因>に気づいて1985年(35才)再び脱サラして創業開発研究所を開設、現在に至る。

起業関連の著書は9冊。
『はじめての独立開業』
        日経文庫1000円
『規制の中に商機がある』
    日本経済新聞社1500円
『平成起業家物語』 
     ダイヤモンド社1800円
(他は 小久保達 で検索を・・)
   
2001年4月から岐阜大学産官学融合本部客員教授。
起業家の中から日本を変える政治家が続々と出てくることを切望している。

最近は「初めて選挙に立候補する人」をビジョン・政策面で応援することを喜びとしているが〈押し掛け〉〈押し付け〉気味なので迷惑がられることもある。

地元(埼玉県飯能市)では地域サイト「飯能いつどこ情報源」と「飯能イベント企画365」を運営
「地域寄席」を10年前から毎月定期的に開催し続けている。

2001年6月、現市長の初めての市長選のときに「前県議(現市長)×前市議」2人の公開討論会を市民会館で開催した時の5人の何の組織も持たないオジサン主催者の1人だった。
   
2006年1月からブログ「飯能どうする研究所」で、地域の将来ビジョンや市政への提案提言を「10の理想を実現するための
100の挑戦・1000の実験」として体系化して発信中。

地元の日刊紙での提言投稿も目立つので「いずれ市長選に立候補する気だろう」と陰で噂されているが、当人は方々でそれを本気で否定してきた。
ところが「ひょんなコト」が意外な展開に。結果的には2009年7月26日投票日の飯能市長選に出馬しなければならないことになってしまった。
  
そんな訳で、当ブログの名称を「市長を変える・地域を変える・日本が変わる」から、現在の「還暦オヤジ市長選奮戦記」に変えて再スタート。

連絡は「小久保達.com」からどうぞ!
(リンク欄の最下段に有ります)

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